ＡＫＢ４８グループの第９回選抜総選挙（１７日開票、沖縄・豊崎美らＳＵＮビーチ）の速報結果が３１日、東京・ＡＫＢ４８劇場で発表され、新潟市を拠点とするＮＧＴ４８のダークホース、荻野由佳（１８）が首位発進した。

３連覇を狙うＨＫＴ４８の指原莉乃（２４）が暫定３位で、「１位は誰？」と騒然。昨年９５位の荻野が暫定首位に決まると、今年は不参加ながら発表に立ち会ったＮＧＴ兼任の柏木由紀（２５）は目を見開いた。

暫定２位のＳＫＥ４８の松井珠理奈（２０）に約２万票の大差をつける５万５０６１票。総選挙９年目で初の速報５万票超えとなり、昨年の最終結果ではすでに選抜入り（１６位以内）している驚異的な得票数だ。

荻野はＡＫＢオーディションを２度受験するも夢がかなわず、２０１５年にやっとＮＧＴ入りした苦労人。関係者は「涙もろく、一生懸命で頑張りやさん」と話す。

この日は新潟市のＮＧＴ４８劇場で結果を見守り、名前が呼ばれると膝から崩れ落ちて仰天。終了後、「今はまったく何が起きたか理解できていません」と語り、混乱ぶりをうかがわせた。また、“神７”と呼ばれる暫定７位以内に荻野を含めＮＧＴメンバーが３人ランクインする大躍進も。

発表後、ネット上では大波乱に不正疑惑を指摘する声まであがったが、運営側は完全否定した。

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