乙女新党、3年半の活動に幕「アイドルできて幸せ」
女性6人組アイドルグループ・乙女新党が3日、東京・渋谷O-WESTで解散ライブを開催。約3年半にわたる活動に幕を閉じた。
2012年12月に結成し、翌年2月に「もうそう★こうかんにっき」でCDデビュー。その後、2014年7月にメンバーの卒業と増員を行い6人体制に。6月29日に発売されたセカンドアルバム「乙女新党 第二幕 ~旅立ちのうた~」は、オリコンデイリーランキングで初登場8位を記録するなど、次世代ブレイクアイドルとして注目されていた。
各メンバーがドラマやCM、モデルとして活動する中、「それぞれがそれぞれの道へと進んだほうが良い時期に来た」との判断から解散。初期メンバーとして活動してきた田尻あやめ(18)は、「静岡から上京してアイドルができたのは両親、メンバー、スタッフさん、党員(ファン)のみなさんのおかげ。アイドルができて幸せでした」と感謝の気持ちを述べた。
ライブはデビュー曲から最新曲まで、グループの歴史を紐解く内容で展開。リーダーの高橋優里花(18)は、「みなさんに支えられて、こんなにしっかりしてない私がリーダーをやってこれました。これからも一人ずつ頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」と涙ながらにコメント。その後、鳴り止まないアンコールに背を押されて再登場したメンバーに、会場から惜しみない拍手が送られた。