人気グループ、ＡＫＢ４８が１１日、東京・秋葉原のＡＫＢ４８劇場で東日本大震災復興支援特別公演を行った。

　５年前、ＡＫＢのオーディションを受験中、仙台市の実家で被災した岩田華怜（１７）は「震災でＡＫＢに入ることをあきらめたこともあった」と当時の心境を吐露。１５日にＡＫＢを卒業予定で、「東北にはまだまだ力が必要。ＡＫＢを離れても自分なりに支援活動を続けていきたい」と故郷に思いをはせた。

　この日はＳＫＥ４８、ＮＭＢ４８、ＨＫＴ４８、ＮＧＴ４８の国内姉妹グループ専用劇場でも公演を同時開催。全会場で復興支援ソング「掌が語ること」と「誰かのために」を歌い、復興へ祈りを捧げた。入場料（２０００円）とグッズのＴシャツ（１０００円）の収益は被災地に寄付される。

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